2014年03月25日
SketchUpで建物作ってみる
以前Googleが配布してた簡単3DソフトのSketchUp、今はTrinbleという会社が売っていますが、無償版のSketchUp Makeもちゃんと残っています。ダウンロードページで、使用目的に「個人的なプロジェクト」を選択すれば無料版がダウンロードできます。
で、このソフト、建築物とかが作りやすいんですね。ちょっとした家とかお店とか作るのには結構いいんじゃないでしょうか。ただし無償版の商用仕様は禁止なので、建物を作ってSLで販売するという場合は使えないと思います。カフェやバーで営業するためにお店を作るという用途はどうなんでしょうね。
ちなみに有料版は9万円以上します。高え!
それはさておき、無償版でもSLで読み込めるDAE形式でエクスポートできるので、これで作ったものはそのままSLにアップロードできます。試してみました。

こんな感じでてきとーに作ってテクスチャ塗って
SLのベータグリッドでメッシュアップロード

ランドインパクトは17でした。うーむ、この程度の家だと、全部プリムで作っても17プリムくらいだよなあ。微妙w
SketchUpで、メートル単位のテンプレートを使うと、そのままSLでも同じ大きさになるので、その点も使いやすいですね。
で、このソフト、建築物とかが作りやすいんですね。ちょっとした家とかお店とか作るのには結構いいんじゃないでしょうか。ただし無償版の商用仕様は禁止なので、建物を作ってSLで販売するという場合は使えないと思います。カフェやバーで営業するためにお店を作るという用途はどうなんでしょうね。
ちなみに有料版は9万円以上します。高え!
それはさておき、無償版でもSLで読み込めるDAE形式でエクスポートできるので、これで作ったものはそのままSLにアップロードできます。試してみました。

こんな感じでてきとーに作ってテクスチャ塗って
SLのベータグリッドでメッシュアップロード

ランドインパクトは17でした。うーむ、この程度の家だと、全部プリムで作っても17プリムくらいだよなあ。微妙w
SketchUpで、メートル単位のテンプレートを使うと、そのままSLでも同じ大きさになるので、その点も使いやすいですね。
Posted by Hitomi Magne at
09:43
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2014年03月22日
アカウントを乗っ取られました
深夜スキンフェアを見に行ってデモスキンをもらって帰り、裸でいろいろ試してそのまま終了、就寝したのですが、今夜INしようとしたら入れない。ふと見たらリンデンからメールが
訳すとだいたいこんな感じ:
その後に一般的なパスワードの注意事項(共用するなとかわかりやすいパスワードを使うなとかの)が並んでいましたが、それはさておき「不正な取引」です。パスワードをリセットしてSLにログインできることを確認、Webの方でアカウント記録を見ると……

うわわ!
二時間位の間に、私が使ったこともないLindeXで総額US$2000近く買われています。私のクレジットカードで!
L$の取引履歴の方を見ると

これは一部ですが、なんか知らない人に万単位のL$がガンガン送金されてます。ちなみにこの人、Mafi0siは、すでにアカウントを消して逃亡したか、リンデンがアカウント抹消したのか知りませんが、検索しても出てきませんでした。
不正な取引を払い戻すということですが、この犯人が買ったり送金したりする前のL$を戻すだけってわけじゃないよねえと思い、一応チケットを切って、LindeXで使われたUS$2000近いお金はどうなってるか、カード会社に払い戻ししているのかを問い合わせておきました。これで様子を見ます。
とりあえずお金の件はこれで返事待ちですが、あとひとつ。多分カネ目的でWebだけで操作したと思うのですが、冒頭書いたように私昨夜自宅で裸でログアウトしてたんですよね。もしかしたら犯人が全裸の私の姿であちこちうろついてたりしなかったかしら^^;
Hello Hitomi Magne,??
You are receiving this email because we wanted to let you know that we have taken steps to secure your account. We believe that your account may have been compromised and to ensure it is secure we have reset your password. You can easily regain access to your account by using the link https:<URL省略>
Additionally, we wanted to make you aware that we are in the process of refunding you for the unauthorized transactions that occurred.
訳すとだいたいこんな感じ:
あなたがセキュアなアカウントを維持するためのステップをお知らせするためこのメールを送ります。我々はあなたのパスワードが漏洩したと認識し、パスワードをリセットしなければならないと判断しました。このリンクから簡単にアカウントを再度有効にできます。
加えて、我々はこれによって生じた不正な取引の払い戻しを行っている事をお知らせします。
その後に一般的なパスワードの注意事項(共用するなとかわかりやすいパスワードを使うなとかの)が並んでいましたが、それはさておき「不正な取引」です。パスワードをリセットしてSLにログインできることを確認、Webの方でアカウント記録を見ると……

うわわ!
二時間位の間に、私が使ったこともないLindeXで総額US$2000近く買われています。私のクレジットカードで!
L$の取引履歴の方を見ると

これは一部ですが、なんか知らない人に万単位のL$がガンガン送金されてます。ちなみにこの人、Mafi0siは、すでにアカウントを消して逃亡したか、リンデンがアカウント抹消したのか知りませんが、検索しても出てきませんでした。
不正な取引を払い戻すということですが、この犯人が買ったり送金したりする前のL$を戻すだけってわけじゃないよねえと思い、一応チケットを切って、LindeXで使われたUS$2000近いお金はどうなってるか、カード会社に払い戻ししているのかを問い合わせておきました。これで様子を見ます。
とりあえずお金の件はこれで返事待ちですが、あとひとつ。多分カネ目的でWebだけで操作したと思うのですが、冒頭書いたように私昨夜自宅で裸でログアウトしてたんですよね。もしかしたら犯人が全裸の私の姿であちこちうろついてたりしなかったかしら^^;
2014年03月18日
アップにすると醜い。そこで…
アバターの顔にカメラをぐっと寄せてスナップショットを撮影したら、なんだかブサイクに写ってしまう。そんなことありませんか?例を挙げてみましょう。

なんというか顔の真ん中が拡大されている感じです。では次に、ちょっと工夫して撮ったスナップショットです。

比べてみるとずいぶん違いますね。もちろんシェイプをいじったわけではありません。これはカメラの画角を変更して撮影したのです。画角というのはカメラから見て写る範囲を表す角度です。
下手な絵ですがこんな感じ(笑)

画角が広いほど、遠くのものは小さく、近くのものは大きく写ります。いわゆる遠近法です。人間の顔は平面ではありませんので、カメラに近い鼻などの部分が拡大されて見えるということになります。画角が小さくなると近くのものも遠くのものもあまり大きさが変わらなくなります。そのかわり、画角を狭くすると、広かったときより被写体が全体に大きく写ってしまうので、顔の大きさを同じにしようと思えばその分カメラが後ろに下がらないといけません。
公式ビューアでは、画角の変更はデバッグ設定を使う必要があります。まずメニューバーを見て「ヘルプ」メニューの隣に「アドバンス」というメニューがない場合、「ミー→環境設定→詳細」にある「アドバンスメニューを表示」にチェックを入れてください。そして、
「アドバンス→デバッグ設定を表示する」を選び、デバッグ設定の上の部分で「CameraAngle」を選びます。

このvalueのところの1.047というのがデフォルトの画角です。おそらく1.047ラジアン。つまり約60度だと思われます。60度はRLでのカメラで言うと少し広角ぎみの画角です。この数字を小さくしてやれば望遠気味になって画角が狭くなります。なお、画角を小さくすると、遠く離れたものもあまり小さく見えなくなる。つまり背景との距離が詰まったように見えます。遠くの建物を大きく撮影したい場合などにも便利です。逆にもっと広い範囲を撮影したい場合はこの値を大きくするものありです。ただし90度(1.57)が限界で、それ以上の数字を入れても画角は変わらなくなるようです。
なお、この値を変更して忘れてしまうと、なんか画面が変で歩きにくかったりしますので、困ったときは「デフォルトにリセット」で元に戻しましょう。

なんというか顔の真ん中が拡大されている感じです。では次に、ちょっと工夫して撮ったスナップショットです。

比べてみるとずいぶん違いますね。もちろんシェイプをいじったわけではありません。これはカメラの画角を変更して撮影したのです。画角というのはカメラから見て写る範囲を表す角度です。
下手な絵ですがこんな感じ(笑)

画角が広いほど、遠くのものは小さく、近くのものは大きく写ります。いわゆる遠近法です。人間の顔は平面ではありませんので、カメラに近い鼻などの部分が拡大されて見えるということになります。画角が小さくなると近くのものも遠くのものもあまり大きさが変わらなくなります。そのかわり、画角を狭くすると、広かったときより被写体が全体に大きく写ってしまうので、顔の大きさを同じにしようと思えばその分カメラが後ろに下がらないといけません。
公式ビューアでは、画角の変更はデバッグ設定を使う必要があります。まずメニューバーを見て「ヘルプ」メニューの隣に「アドバンス」というメニューがない場合、「ミー→環境設定→詳細」にある「アドバンスメニューを表示」にチェックを入れてください。そして、
「アドバンス→デバッグ設定を表示する」を選び、デバッグ設定の上の部分で「CameraAngle」を選びます。

このvalueのところの1.047というのがデフォルトの画角です。おそらく1.047ラジアン。つまり約60度だと思われます。60度はRLでのカメラで言うと少し広角ぎみの画角です。この数字を小さくしてやれば望遠気味になって画角が狭くなります。なお、画角を小さくすると、遠く離れたものもあまり小さく見えなくなる。つまり背景との距離が詰まったように見えます。遠くの建物を大きく撮影したい場合などにも便利です。逆にもっと広い範囲を撮影したい場合はこの値を大きくするものありです。ただし90度(1.57)が限界で、それ以上の数字を入れても画角は変わらなくなるようです。
なお、この値を変更して忘れてしまうと、なんか画面が変で歩きにくかったりしますので、困ったときは「デフォルトにリセット」で元に戻しましょう。
2014年03月17日
フェイスライトの制限は今でも必要?
SLのイベント会場などでフェイスライトをつけていると叱られたりしますよね。あれは別にあなたが美しく目立ってもらっては困るという主催者のわがままではないのです(笑)。
SLの世界ではもともと光源は画面の中に8つまでしか置けない決まりでした。太陽と月が2つをあらかじめ取っちゃってるので、実際に好きなように使えるのは6つまでということになります。画面に入る範囲で7つ以上の光源が存在すると、見ている人の近くから6つが有効となり、一番離れた場所の光源は周囲を照らさなくなります。
できるだけ綺麗に会場を照らすように照明を設置した主催者にしてみれば、そこにやってきた観客の一人がフェイスライトをつけていたためにステージの照明が消えてしまったりするわけです。
SLで影表示が実装された時にこの制限は取り払われましたが、制限解除はあくまで影を表示しているときだけで、影を表示するとあきらかに負荷が増大して、動きがカクカクしてしまう、影表示を考えられていない建物の中がなんか暗く見えてしまうなどの理由で、影表示をいつもONにはしていない人がいまでも多いのではないかと思います。
というわけで、影実装の時点ではやはり、見る人の多くにとっては照明は6つまでで、イベント会場などでフェイスライトは邪魔にされるものだったわけです。
ところが、去年かな、光源の制限は影表示と切り離されてマテリアルの方で解除されるようになりました。「高度なライティングモデル」にチェックを入れれば光源をいくらでも増やせて、しかも影を表示するほど重くなりません。実際この設定は「クオリティとスピード」の、中と高の中間からONになります。これだと結構多くの人がデフォルトで見られるんじゃないでしょうか。
実験してみましょう。


「高度なライティングモデル」を切っていると、手前中心部の6つの光源だけが下の板を照らしています。


「高度なライティングモデル」がONになっていると、108個置いた光源がすべて有効になっています。
もちろん、「中」以下の設定でないと快適に動かない人もまだまだいるので、「もういくらフェイスライト使ってもいいんだ」とゴリ押しすべきではありませんが、徐々にこういう設定が使えるようになって、やがてはライト6個の制限を気にしなくてよくなるんじゃないかと思いますね。
フェイスライトに限った話じゃなくて、たとえばレストランを作るときに、各テーブルにムードたっぷりの、実際に光を放つランプを設置するとか、いろいろと使い道は考えられます。
SLの世界ではもともと光源は画面の中に8つまでしか置けない決まりでした。太陽と月が2つをあらかじめ取っちゃってるので、実際に好きなように使えるのは6つまでということになります。画面に入る範囲で7つ以上の光源が存在すると、見ている人の近くから6つが有効となり、一番離れた場所の光源は周囲を照らさなくなります。
できるだけ綺麗に会場を照らすように照明を設置した主催者にしてみれば、そこにやってきた観客の一人がフェイスライトをつけていたためにステージの照明が消えてしまったりするわけです。
SLで影表示が実装された時にこの制限は取り払われましたが、制限解除はあくまで影を表示しているときだけで、影を表示するとあきらかに負荷が増大して、動きがカクカクしてしまう、影表示を考えられていない建物の中がなんか暗く見えてしまうなどの理由で、影表示をいつもONにはしていない人がいまでも多いのではないかと思います。
というわけで、影実装の時点ではやはり、見る人の多くにとっては照明は6つまでで、イベント会場などでフェイスライトは邪魔にされるものだったわけです。
ところが、去年かな、光源の制限は影表示と切り離されてマテリアルの方で解除されるようになりました。「高度なライティングモデル」にチェックを入れれば光源をいくらでも増やせて、しかも影を表示するほど重くなりません。実際この設定は「クオリティとスピード」の、中と高の中間からONになります。これだと結構多くの人がデフォルトで見られるんじゃないでしょうか。
実験してみましょう。


「高度なライティングモデル」を切っていると、手前中心部の6つの光源だけが下の板を照らしています。


「高度なライティングモデル」がONになっていると、108個置いた光源がすべて有効になっています。
もちろん、「中」以下の設定でないと快適に動かない人もまだまだいるので、「もういくらフェイスライト使ってもいいんだ」とゴリ押しすべきではありませんが、徐々にこういう設定が使えるようになって、やがてはライト6個の制限を気にしなくてよくなるんじゃないかと思いますね。
フェイスライトに限った話じゃなくて、たとえばレストランを作るときに、各テーブルにムードたっぷりの、実際に光を放つランプを設置するとか、いろいろと使い道は考えられます。
2014年03月15日
アンビエントオクルージョンとは
セカンドライフのグラフィック設定はなんだか謎のカタカナ語が乱舞しててわけがわからないですよね。
特にこれ。

アンビエントオクルージョンってなんだ??
アンビエント(ambient)とは「環境」とか「周囲」という意味です。オクルージョン(occlusion)は隙間を塞ぐという意味です。
太陽や月、電球という照明があるとき、空間に置かれた物体はその光源に向いた面が明るく表示されますが、それだけではなく、光源からやってきた光が周囲の物体にあたって乱反射した光も物体を照らし出します。こういう光を環境光(アンビエントライト)といいます。3DCGにおいて、環境光はもともと空間全体の明るさを均一に上げる要素として計算されていました。そうするとなぜかうそっぽい画面になるんですよね。つまり直接光が当たっていない部分は全部適当に設定した灰色で塗りつぶしちゃうみたいな感じなんです。つまりこんな感じです。これは影をなしにして、アンビエントオクルージョンをOFFにした画像です。

角度や距離にかかわらず、光があたってない影部分がベタッと塗りつぶされてますよね。
環境光は周囲のあらゆる物体に反射した光が、バラバラな方向から当たって物体を照らすものですが、物体同士が接近してる部分では、お互いが環境光の一部を隠しあって、暗くなるという現象が起きます。これがアンビエントオクルージョンなんです。アンビエント(環境)をオクルージョン(塞ぐ)効果なわけですね。ただし、環境光は一定の方向性を持たないいろんな光の集合なので、近くの物体が覆って隠すといても、太陽からの光がくっきりした影を落とすのと違い、なんとなくぼやけた感じになります。アンビエントオクルージョンをONにするとこの効果がシミュレーションされて以下のようになります。

どうでしょう。なんか真ん中の板が交差するあたりにぼんやりした暗い部分が見えませんか?奥の板壁が交差するところも暗くなってます。
でもいまいちわかりにくいですね。SLで影をなしにすると、つねに太陽光が差してくるので、明るい部分が強くて、灰色の影の中のアンビエントオクルージョンの効果がわかりにくくなってます。この実験環境では四方を壁で覆ってるので、影表示をONにすると全体が似たような明るさの灰色になります。
このまま影を表示した結果が次の画像です。

ちょっとおどろくほどリアルに見えませんか?なんだかしっとりした立体感が感じられます。
なお、アンビエントオクルージョンは、公式ビューアではデバッグ設定を弄らない限りONとOFFを切り替えられるだけですが、FireStormビューアなどでは、細く設定をいじれるので、本気のSL写真を撮る際にはそのへんの設定をいじりまくってみると楽しいです。
特にこれ。

アンビエントオクルージョンってなんだ??
アンビエント(ambient)とは「環境」とか「周囲」という意味です。オクルージョン(occlusion)は隙間を塞ぐという意味です。
太陽や月、電球という照明があるとき、空間に置かれた物体はその光源に向いた面が明るく表示されますが、それだけではなく、光源からやってきた光が周囲の物体にあたって乱反射した光も物体を照らし出します。こういう光を環境光(アンビエントライト)といいます。3DCGにおいて、環境光はもともと空間全体の明るさを均一に上げる要素として計算されていました。そうするとなぜかうそっぽい画面になるんですよね。つまり直接光が当たっていない部分は全部適当に設定した灰色で塗りつぶしちゃうみたいな感じなんです。つまりこんな感じです。これは影をなしにして、アンビエントオクルージョンをOFFにした画像です。

角度や距離にかかわらず、光があたってない影部分がベタッと塗りつぶされてますよね。
環境光は周囲のあらゆる物体に反射した光が、バラバラな方向から当たって物体を照らすものですが、物体同士が接近してる部分では、お互いが環境光の一部を隠しあって、暗くなるという現象が起きます。これがアンビエントオクルージョンなんです。アンビエント(環境)をオクルージョン(塞ぐ)効果なわけですね。ただし、環境光は一定の方向性を持たないいろんな光の集合なので、近くの物体が覆って隠すといても、太陽からの光がくっきりした影を落とすのと違い、なんとなくぼやけた感じになります。アンビエントオクルージョンをONにするとこの効果がシミュレーションされて以下のようになります。

どうでしょう。なんか真ん中の板が交差するあたりにぼんやりした暗い部分が見えませんか?奥の板壁が交差するところも暗くなってます。
でもいまいちわかりにくいですね。SLで影をなしにすると、つねに太陽光が差してくるので、明るい部分が強くて、灰色の影の中のアンビエントオクルージョンの効果がわかりにくくなってます。この実験環境では四方を壁で覆ってるので、影表示をONにすると全体が似たような明るさの灰色になります。
このまま影を表示した結果が次の画像です。

ちょっとおどろくほどリアルに見えませんか?なんだかしっとりした立体感が感じられます。
なお、アンビエントオクルージョンは、公式ビューアではデバッグ設定を弄らない限りONとOFFを切り替えられるだけですが、FireStormビューアなどでは、細く設定をいじれるので、本気のSL写真を撮る際にはそのへんの設定をいじりまくってみると楽しいです。
2014年03月04日
OpenSImについて
OpenSIMについてなんとなく。

OpenSIMというのは、セカンドライフ互換のサーバソフトで、自分のパソコンとか、VPS、クラウド上などで動作させることができます。オープンソースで開発されており、無料で利用することができます。たとえばこのソフトをダウンロードしてきて動かせば、自分のパソコンの中にSIMを作って、そこにセカンドライフのビューアで接続し、歩きまわったり建築したりということができるようになります。
ただし、最近リンデン・ラボはOpenSIMとセカンドライフ両方に接続できるビューアを認めない方針になったらしいので、FireStormなどのサードパーティビューアは、セカンドライフ用とOpenSIM用のビューアを別々にリリースしているようです。
セカンドライフユーザーがOpenSIMを使う用途としてとりあえず思いつくのはテストアップロード用の環境です。自分のパソコンでOpenSIMを動作させ、そこにテクスチャやメッシュをアップロードしてインワールドで正しく見えるか確認し、手直ししてまたアップロード、というような事をするには便利だと思います。なにしろこのSIMは自分のパソコンの中ですから、他の人に見られる心配もないし、アップロード料金がかからないのでいくらでも試行錯誤できます。
とりあえず簡単にあまり細かい設定しないで動かすスタンドアロンモードでは、単一の島と、持ち物やアバターなどを管理するソフトが一個のソフトとして動作するので、少しパソコンに詳しい人なら問題なく遊べます。まあ、デフォルトアバターの酷さはなんとも見たくない代物なんですけどね。なんで灰色のシャツに赤パンツで裸足なのよww。

すこし勉強して、グリッドモードで動かすことができれば、インターネットを通して、他の人が動かしてるSIMと接続してテレポートしたりできるようになります。

OSgridというグリッドが有名で、誰でも自分のSIMをこのOSgridに登録することができます。つまりOSGridはセカンドライフとは別の、ひとつのワールドを構成しているわけです。今見たところ、OSgridを構成しているリージョンの数は7818となっています。なかなかの規模ですね。ただし、個々のSIM個人や団体がバラバラに動かしているものですから、いつの間にか落ちてたり、必ずしも最新のサーバで動いているとは限らなかったりします。要するにグリッド全体の面倒を見る会社とか組織みたいなものがなく、SIMオーナー各自が自分で動かして保守しているわけですね。
統一した組織がなく、ワールド内の仮想通貨も存在しませんので、必要な物は自分で作るか、誰かの作ったフリービーに頼るしかありません。なのでセカンドライフのように着飾ったりするのは難しいですね。どちらかというと、無関係な多くの人が集まって楽しく過ごすというより、やはりものづくりに挑戦したり、SIMを思う存分いじって自分の世界を作りたい人向けという感じです。

一方、同じOpenSIMを使って、通貨もありのグリッドを作ったのがAvinationです。イギリスのAvination Virtual社が運営しており、サーバも自前で、SIMのレンタル料金はセカンドライフよりぐっと安くし、仮想通貨C$ははセカンドライフ内のATMからL$で送金することもできますし、Webサイトで購入することもできます。商売ができるということで、SL内のクリエイターを誘致し、スキンや衣装、ダンスアニメーションのメーカーも進出して、一時期結構賑わったのですが、最近ではどうもなんというか…この前久しぶりにアクセスしてみたら、同時接続数がワールド全体で60人くらいでした…
まあ、他にも多くの独自グリッドが存在し、OpenSIMで動いているリージョンの数はトータルでセカンドライフを超えたとも言われています。今のところセカンドライフの代替となるものはなさそうですが、将来もしリンデン・ラボが廃業でもすれば、これらの何処かがユーザーを惹きつけて第二のセカンドライフになるかもしれません。

OpenSIMというのは、セカンドライフ互換のサーバソフトで、自分のパソコンとか、VPS、クラウド上などで動作させることができます。オープンソースで開発されており、無料で利用することができます。たとえばこのソフトをダウンロードしてきて動かせば、自分のパソコンの中にSIMを作って、そこにセカンドライフのビューアで接続し、歩きまわったり建築したりということができるようになります。
ただし、最近リンデン・ラボはOpenSIMとセカンドライフ両方に接続できるビューアを認めない方針になったらしいので、FireStormなどのサードパーティビューアは、セカンドライフ用とOpenSIM用のビューアを別々にリリースしているようです。
セカンドライフユーザーがOpenSIMを使う用途としてとりあえず思いつくのはテストアップロード用の環境です。自分のパソコンでOpenSIMを動作させ、そこにテクスチャやメッシュをアップロードしてインワールドで正しく見えるか確認し、手直ししてまたアップロード、というような事をするには便利だと思います。なにしろこのSIMは自分のパソコンの中ですから、他の人に見られる心配もないし、アップロード料金がかからないのでいくらでも試行錯誤できます。
とりあえず簡単にあまり細かい設定しないで動かすスタンドアロンモードでは、単一の島と、持ち物やアバターなどを管理するソフトが一個のソフトとして動作するので、少しパソコンに詳しい人なら問題なく遊べます。まあ、デフォルトアバターの酷さはなんとも見たくない代物なんですけどね。なんで灰色のシャツに赤パンツで裸足なのよww。

すこし勉強して、グリッドモードで動かすことができれば、インターネットを通して、他の人が動かしてるSIMと接続してテレポートしたりできるようになります。

OSgridというグリッドが有名で、誰でも自分のSIMをこのOSgridに登録することができます。つまりOSGridはセカンドライフとは別の、ひとつのワールドを構成しているわけです。今見たところ、OSgridを構成しているリージョンの数は7818となっています。なかなかの規模ですね。ただし、個々のSIM個人や団体がバラバラに動かしているものですから、いつの間にか落ちてたり、必ずしも最新のサーバで動いているとは限らなかったりします。要するにグリッド全体の面倒を見る会社とか組織みたいなものがなく、SIMオーナー各自が自分で動かして保守しているわけですね。
統一した組織がなく、ワールド内の仮想通貨も存在しませんので、必要な物は自分で作るか、誰かの作ったフリービーに頼るしかありません。なのでセカンドライフのように着飾ったりするのは難しいですね。どちらかというと、無関係な多くの人が集まって楽しく過ごすというより、やはりものづくりに挑戦したり、SIMを思う存分いじって自分の世界を作りたい人向けという感じです。

一方、同じOpenSIMを使って、通貨もありのグリッドを作ったのがAvinationです。イギリスのAvination Virtual社が運営しており、サーバも自前で、SIMのレンタル料金はセカンドライフよりぐっと安くし、仮想通貨C$ははセカンドライフ内のATMからL$で送金することもできますし、Webサイトで購入することもできます。商売ができるということで、SL内のクリエイターを誘致し、スキンや衣装、ダンスアニメーションのメーカーも進出して、一時期結構賑わったのですが、最近ではどうもなんというか…この前久しぶりにアクセスしてみたら、同時接続数がワールド全体で60人くらいでした…
まあ、他にも多くの独自グリッドが存在し、OpenSIMで動いているリージョンの数はトータルでセカンドライフを超えたとも言われています。今のところセカンドライフの代替となるものはなさそうですが、将来もしリンデン・ラボが廃業でもすれば、これらの何処かがユーザーを惹きつけて第二のセカンドライフになるかもしれません。
2014年03月03日
プロジェクトZipperについてのWeb記事
New World Notesの記事
"Why Linden Lab's Fast Install Project Matters: With Second Life Dropoff Rates, Every Second Counts"
「なぜリンデン・ラボの高速インストールプロジェクトが重要か: セカンドライフの脱落率」
が興味深いのでちょっとてきとう訳。
コメント欄では結構批判的な意見が出てますね。以下てきとうに抜粋しててきとう翻訳。
とまあ、こんな具合です。インストールが速くなること自体は歓迎すべき事でこそあれ、非難するような話じゃないんですが、それが新規ユーザーのドロップアウトを解消するという話がちょっと飛躍っぽくて、リンデンがそんなちみっちゃい改良にすがってるのかという印象を持たれてしまった感じでしょうか。
"Why Linden Lab's Fast Install Project Matters: With Second Life Dropoff Rates, Every Second Counts"
「なぜリンデン・ラボの高速インストールプロジェクトが重要か: セカンドライフの脱落率」
が興味深いのでちょっとてきとう訳。
プロジェクトZipperは、新しいリンデン・ラボのプロジェクトで、セカンドライフビューアのインストール速度を上げるものだ。lala Peyによれば、インストールは19秒程速くなる。この結果を見たCiaran Lavalは言うとまあ、こういう記事なんですけど。
これを見ればプロジェクトZipperは従来の半分以下の時間でインストールできると言える。半分といえばすごいが、実際のところたかだか19秒程に過ぎない。問題外で取るに足りない。
実際はちょっと重要だ。セカンドライフの新規ユーザーの落伍はビューアがまだインストールされているうちにどんどん進んでいく。インサイダーが語ったところでは、SLに登録した多くの新規加入者が、プロセスの初期の段階でギブアップしてしまう、しかしこれは不思議なことではない。
Facebookのゲームの落伍率は、Flashアプリケーションの読み込みが8-10秒以上かかると増え始める。40%の人はWebサイトの読み込みが3秒かかると見るのをやめてしまう。些細なことのようでも、すべてが光速で動くオンラインの世界では、セカンドライフのインストールが19秒短縮されることは多くのユーザーを獲得することになる。(もちろんこれは「本当のユーザー」になるハードルを数時間先延ばしにしたに過ぎないが、それはまた別に語るべき話だ)。
コメント欄では結構批判的な意見が出てますね。以下てきとうに抜粋しててきとう翻訳。
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私はインサイド情報をもたらしてくれるインサイダーを知人に持っていないのだが、住民になる人は19秒も待てないものだろうか。
インサイド情報が正しいか、アウトサイドの自分にはわからないが、インサイド情報ならアウトサイドの我々よりは正しいんだろう、だとすれば君の意見は正しい、プロジェクトZipperはすばらしい、これこそSLが必要としているものなのだろう。
---------------------
それよりすぐにアクセスできるゲストアカウントを作ったらどうか。アカウントを作るより前にワールドを体験させるのだ。土地所有者やSIMオーナーは個別にゲストが立ち入れるかどうか設定できるようにすればいい。
SIMオーナーや土地所有者にユーザー登録APIを提供して、セカンドライフのブランドを控えめにし、彼らのWebサイトの一部としてSLのメンバー登録をさせ、エントリーポータルとセットにしてSLに導くというのは?
それからファイルだ。インワールドでファイルを交換したりダウンロードしたりできたらいいと思わないか?SLにファイル転送機能を付けなかったのは間違いだ。
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SL/リンデン・ラボにほんとうに必要なのはブラウザベースのビューアだ。簡単に使えて、学習曲線の低いやつ。「インストールするアプリケーション」、FireStormビューアみたいな多機能重装備なものじゃなくていいんだ。とりあえず簡単でユーザーが持続出ればいい。機能を削って動作条件を軽くすればより多くのハードウェアで使えて簡単に接続できるようになるだろう。タブレットや、ライトノートブックが増えてることを考えよう。クライアントサイドの公約数を考えるんだ。
入り口を広くして、アクセシビリティを上げれば、人々は入ってくる。もちろん彼らはいつでもインストール版ビューアに「アップグレード」することもできるが、それより安い端末から入ってインワ―ルドでお金を使ってもらうほうがいいだろう
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リンデンはは間違った方を向いてると思う。
人々はインストール途中で諦めたりしない。彼らはその前に諦めてるんだ。彼らはそもそもインストールする気はない。彼らは人じゃない。SPAM屋のweb-botなんだ。
LLは登録ページにCapthaを設置すべきだ。これは2つの効果をもたらす。ひとつは一見悪いようでも両方いい効果だ。
1.アカウント登録の90%は失敗する
2.登録アカウントは増加に張り付くだろう
-これはいいことだ、なぜなら:
1.リアルユーザーはbotに占拠されるはずだった名前を使用できる
2.Spam攻撃が消える。Spam攻撃は今現在LLのWebサイトに大きな問題を起こしている。
3.登録数はどんどん上がっていくだろう。なぜならSpam業者が去ればLLはマーケティングができ、投資家に対して「人々は本当に本当に我々のプrダクトを気に入っています」といえるようになる。
- これは本当だ。SLに参加した人々は本当にSLが好きだ。しかしLLはこの事実をいうことができない。なぜならSpammerの存在で、あたかも新規ユーザーの90%が離れていくようにみえるのだから。
---------------------
19秒が問題?笑わせるなよ。もし彼らがインストールにかかる余分な19秒を待てないとしたら、SLの真実に耐えられないよ。
- テクスチャが読み込まれる間、ずっとグレーの世界
- クラブからクラブへてレポートして誰か居るかな―と思ったら話しかける煙が登場
- もし誰かに会って話しかけても19秒以内に返事が帰ってくることは期待しない方がいい。彼らは: 一度に5人と別々にIMやってて忙しい; あなたに断りなく犬や猫に餌をやりにいってる;断りなくトイレに行ってる;IMで会話しながらベッドでセックスしてる; 彼らも初心者なのでIM気づかない;あなたが初期アバなので無視している。のどれか。
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木を見て森を見ずというやつだ。19秒は何の違いも産まない。大問題なのは公式ビューアが使いものにならないことだ。Singularityビューアはすごく簡単に使える。LLは単に公式ビューアを投げ捨てて新規ユーザーにSingularityを使わせればいいんだ。
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とまあ、こんな具合です。インストールが速くなること自体は歓迎すべき事でこそあれ、非難するような話じゃないんですが、それが新規ユーザーのドロップアウトを解消するという話がちょっと飛躍っぽくて、リンデンがそんなちみっちゃい改良にすがってるのかという印象を持たれてしまった感じでしょうか。
2014年03月01日
恐怖のデフォアバ「Ruth」

いまではまず見ることもなくなったセカンドライフのデフォルトアバター「Ruth」。実はインベントリの、ライブラリ→衣類→More Outfits→Ruthに残されています。このなんとも言えない困った顔、微妙な体系、適当な服を見てください。
Ruthについて、SecondLife Wikiに項目があります。ざっと翻訳してみると…
「Ruth」は、読み込み中に表示されるデフォルトアバターのコードネーム。マレットヘアの女性であり、多くの住民を恐怖させた。Ruthがプリムヘアとかヒゲとか言った、他のアバター要素と組み合わせて表示されると、なおいっそう奇妙な事態になった(これを証明する写真)。
---中略---
セカンドライフ1.20において彼女は消え、その代わりにパーティクルの煙が表示されるようになった。
ユーザーのアバターが読み込まれるまで表示されるデフォルトアバターということなんですけど、結局シェイプの読み込みに失敗してずっとRuthの体系で表示されるなんてことが頻繁に起こってました。上の写真のRuthは服を着ている状態ですが、実際に起こるのは、Ruthのシェイプにユーザーの設定しているスキンや衣装が被されて、単に不細工になったアバターが出現するというものが多かった気がします。また、さらに恐ろしいことに、自分からはまともに見えてるのに、その場にいる他の人にはRuthに見えるなどという事もあったりしました。
これを解決するため、ビューアがアバター読み込みに失敗している状態だとRuthの代わりに煙を表示するようになったわけです。すると今度は延々煙のままとかいう事になってしまって、どっちにしろ困った事態になってましたねえ。最近は読み込みに失敗して煙のままということはほぼなくなったようです。
それにしてもすごいアバターです。服もいかにも「絵」という感じですしねえ。確か2007年頃の、アカウント作成時に自動生成されるデフォルトアバターはもうちょっとマシなデザインで、その頃このRuthは、読み込み失敗時のみ見られたものだったと思います。