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2014年03月03日

プロジェクトZipperについてのWeb記事

New World Notesの記事
"Why Linden Lab's Fast Install Project Matters: With Second Life Dropoff Rates, Every Second Counts"
「なぜリンデン・ラボの高速インストールプロジェクトが重要か: セカンドライフの脱落率」
が興味深いのでちょっとてきとう訳。

プロジェクトZipperは、新しいリンデン・ラボのプロジェクトで、セカンドライフビューアのインストール速度を上げるものだ。lala Peyによれば、インストールは19秒程速くなる。この結果を見たCiaran Lavalは言う

これを見ればプロジェクトZipperは従来の半分以下の時間でインストールできると言える。半分といえばすごいが、実際のところたかだか19秒程に過ぎない。問題外で取るに足りない。


実際はちょっと重要だ。セカンドライフの新規ユーザーの落伍はビューアがまだインストールされているうちにどんどん進んでいく。インサイダーが語ったところでは、SLに登録した多くの新規加入者が、プロセスの初期の段階でギブアップしてしまう、しかしこれは不思議なことではない。

Facebookのゲームの落伍率は、Flashアプリケーションの読み込みが8-10秒以上かかると増え始める。40%の人はWebサイトの読み込みが3秒かかると見るのをやめてしまう。些細なことのようでも、すべてが光速で動くオンラインの世界では、セカンドライフのインストールが19秒短縮されることは多くのユーザーを獲得することになる。(もちろんこれは「本当のユーザー」になるハードルを数時間先延ばしにしたに過ぎないが、それはまた別に語るべき話だ)。
とまあ、こういう記事なんですけど。

コメント欄では結構批判的な意見が出てますね。以下てきとうに抜粋しててきとう翻訳。
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私はインサイド情報をもたらしてくれるインサイダーを知人に持っていないのだが、住民になる人は19秒も待てないものだろうか。
インサイド情報が正しいか、アウトサイドの自分にはわからないが、インサイド情報ならアウトサイドの我々よりは正しいんだろう、だとすれば君の意見は正しい、プロジェクトZipperはすばらしい、これこそSLが必要としているものなのだろう。
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それよりすぐにアクセスできるゲストアカウントを作ったらどうか。アカウントを作るより前にワールドを体験させるのだ。土地所有者やSIMオーナーは個別にゲストが立ち入れるかどうか設定できるようにすればいい。

SIMオーナーや土地所有者にユーザー登録APIを提供して、セカンドライフのブランドを控えめにし、彼らのWebサイトの一部としてSLのメンバー登録をさせ、エントリーポータルとセットにしてSLに導くというのは?

それからファイルだ。インワールドでファイルを交換したりダウンロードしたりできたらいいと思わないか?SLにファイル転送機能を付けなかったのは間違いだ。
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SL/リンデン・ラボにほんとうに必要なのはブラウザベースのビューアだ。簡単に使えて、学習曲線の低いやつ。「インストールするアプリケーション」、FireStormビューアみたいな多機能重装備なものじゃなくていいんだ。とりあえず簡単でユーザーが持続出ればいい。機能を削って動作条件を軽くすればより多くのハードウェアで使えて簡単に接続できるようになるだろう。タブレットや、ライトノートブックが増えてることを考えよう。クライアントサイドの公約数を考えるんだ。

入り口を広くして、アクセシビリティを上げれば、人々は入ってくる。もちろん彼らはいつでもインストール版ビューアに「アップグレード」することもできるが、それより安い端末から入ってインワ―ルドでお金を使ってもらうほうがいいだろう
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リンデンはは間違った方を向いてると思う。

人々はインストール途中で諦めたりしない。彼らはその前に諦めてるんだ。彼らはそもそもインストールする気はない。彼らは人じゃない。SPAM屋のweb-botなんだ。

LLは登録ページにCapthaを設置すべきだ。これは2つの効果をもたらす。ひとつは一見悪いようでも両方いい効果だ。

1.アカウント登録の90%は失敗する
2.登録アカウントは増加に張り付くだろう
-これはいいことだ、なぜなら:

1.リアルユーザーはbotに占拠されるはずだった名前を使用できる
2.Spam攻撃が消える。Spam攻撃は今現在LLのWebサイトに大きな問題を起こしている。
3.登録数はどんどん上がっていくだろう。なぜならSpam業者が去ればLLはマーケティングができ、投資家に対して「人々は本当に本当に我々のプrダクトを気に入っています」といえるようになる。
- これは本当だ。SLに参加した人々は本当にSLが好きだ。しかしLLはこの事実をいうことができない。なぜならSpammerの存在で、あたかも新規ユーザーの90%が離れていくようにみえるのだから。
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19秒が問題?笑わせるなよ。もし彼らがインストールにかかる余分な19秒を待てないとしたら、SLの真実に耐えられないよ。

- テクスチャが読み込まれる間、ずっとグレーの世界
- クラブからクラブへてレポートして誰か居るかな―と思ったら話しかける煙が登場
- もし誰かに会って話しかけても19秒以内に返事が帰ってくることは期待しない方がいい。彼らは: 一度に5人と別々にIMやってて忙しい; あなたに断りなく犬や猫に餌をやりにいってる;断りなくトイレに行ってる;IMで会話しながらベッドでセックスしてる; 彼らも初心者なのでIM気づかない;あなたが初期アバなので無視している。のどれか。
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木を見て森を見ずというやつだ。19秒は何の違いも産まない。大問題なのは公式ビューアが使いものにならないことだ。Singularityビューアはすごく簡単に使える。LLは単に公式ビューアを投げ捨てて新規ユーザーにSingularityを使わせればいいんだ。
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とまあ、こんな具合です。インストールが速くなること自体は歓迎すべき事でこそあれ、非難するような話じゃないんですが、それが新規ユーザーのドロップアウトを解消するという話がちょっと飛躍っぽくて、リンデンがそんなちみっちゃい改良にすがってるのかという印象を持たれてしまった感じでしょうか。  


Posted by Hitomi Magne at 10:58Comments(0)その他