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Hitomi Magne
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ヌーディスト件ダンサーです。Susukinoによく出没します
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2014年03月17日

フェイスライトの制限は今でも必要?

SLのイベント会場などでフェイスライトをつけていると叱られたりしますよね。あれは別にあなたが美しく目立ってもらっては困るという主催者のわがままではないのです(笑)。

SLの世界ではもともと光源は画面の中に8つまでしか置けない決まりでした。太陽と月が2つをあらかじめ取っちゃってるので、実際に好きなように使えるのは6つまでということになります。画面に入る範囲で7つ以上の光源が存在すると、見ている人の近くから6つが有効となり、一番離れた場所の光源は周囲を照らさなくなります。

できるだけ綺麗に会場を照らすように照明を設置した主催者にしてみれば、そこにやってきた観客の一人がフェイスライトをつけていたためにステージの照明が消えてしまったりするわけです。

SLで影表示が実装された時にこの制限は取り払われましたが、制限解除はあくまで影を表示しているときだけで、影を表示するとあきらかに負荷が増大して、動きがカクカクしてしまう、影表示を考えられていない建物の中がなんか暗く見えてしまうなどの理由で、影表示をいつもONにはしていない人がいまでも多いのではないかと思います。

というわけで、影実装の時点ではやはり、見る人の多くにとっては照明は6つまでで、イベント会場などでフェイスライトは邪魔にされるものだったわけです。

ところが、去年かな、光源の制限は影表示と切り離されてマテリアルの方で解除されるようになりました。「高度なライティングモデル」にチェックを入れれば光源をいくらでも増やせて、しかも影を表示するほど重くなりません。実際この設定は「クオリティとスピード」の、中と高の中間からONになります。これだと結構多くの人がデフォルトで見られるんじゃないでしょうか。

実験してみましょう。





「高度なライティングモデル」を切っていると、手前中心部の6つの光源だけが下の板を照らしています。







「高度なライティングモデル」がONになっていると、108個置いた光源がすべて有効になっています。

もちろん、「中」以下の設定でないと快適に動かない人もまだまだいるので、「もういくらフェイスライト使ってもいいんだ」とゴリ押しすべきではありませんが、徐々にこういう設定が使えるようになって、やがてはライト6個の制限を気にしなくてよくなるんじゃないかと思いますね。

フェイスライトに限った話じゃなくて、たとえばレストランを作るときに、各テーブルにムードたっぷりの、実際に光を放つランプを設置するとか、いろいろと使い道は考えられます。

  


Posted by Hitomi Magne at 04:40Comments(0)その他